春です。桜です。なんかここ最近やけに開花が早くって、やっぱり桜は入学式まで待ってほしいよなぁと思ったり思わなんだりするのですが、今年もかなりつぼみが膨らんできました(@神奈川)。2,3個(個?)だけ先走って咲いちゃってるのもあって、もうなんていうか心躍りますよ。

そして桜といえば樹の下には屍体が埋まっているわけですが。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。というと、非常にしばしば(辞書ジャーゴン)「お、坂口安吾?」と言われるのですけれども断じて違います。梶井基次郎ですよ。檸檬ですよ。ちなみにあんまり言われるので『桜の森の満開の下』(坂口安吾)を読んでみたのですが、私の桜に対するイメージはあんな日本昔話みたいな家政婦は見たみたいなんじゃなくて、もっといい感じに逝っちゃっているのです。

桜の樹の下には』(梶井基次郎)は青空文庫で読むことができます。読んだことない方は是非。http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427.html
これを気に入ったら、梶井基次郎全集 (ちくま文庫)
もどうぞ。猫好きには「愛撫」とかもたまりません。