笑点

nemunemu2004-10-16


物心ついたころから見ていた笑点を、ついにナマで体験して参りました。ネットから申し込み、抽選で観覧葉書が来るという形で、今回めでたく当選したのです。場所は後楽園ホール。開場の30分以上前に到着したのですが、すでに長蛇の列ができていました。

地上から5階のホールまでは階段で上ります。しかもかなりのスピード。お年寄りが多いのに大丈夫なんだろうか。っていうか自分がへろへろです。

沢木耕太郎の「一瞬の夏」でカシアス内藤が戦った場所だけあって(というかふだんは格闘技の会場なので)、階段は壁一面が落書きで埋め尽くされていたりして、わりと殺伐とした雰囲気です。この建物はもう築40年くらいになるそうです。

本番前に、前説の三遊亭愛楽さん(写真もこの人)の仕切りで「ちゃら〜ん」の練習をしました。会場をパート分けしたりして、何回も何回もやります。これがかなり楽しい。最初は恐る恐るという感じだった会場もみるみる盛り上がっていきます。(含私)

いよいよ本番ですが、大喜利の前に前座というか、若手の演目があります。

最初に出てきたのはパペットマペット。かなり好きなのでそりゃもうおおはしゃぎさ。いやおもしろかった。そして中の人でかかった。あと、カエルくんの色がいつもと違う感じがしました。なんか青っぽい。新しくなった…? いやまさか。今までテレビでしか見たことがなかったので気のせいかとも思いますが、そんな感じがしました。

次はハローケイスケ。エンタで何度か見たことがありましたが、あまりおもしろいと思っていなくて、甘く見てました。でもすごい笑った。なんか、あるあるネタをアンケート形式でやるった感じなんですが、会場の人がみんな実際に手を上げるのね。そいで皆の一体感というか、参加してるって感じがあって、イイです。これから応援しようと思いました。

次が夫婦漫才の大空遊平 かほり。上手だったのですが、早口すぎて私の頭の回転ではついていくのが辛かったです。トホホ。

さて、いよいよ大喜利です。現在こん平さんがお休み中のため、他のメンバーが持ち回りで「ちゃら〜ん」をやります。今回は木久蔵さんと歌丸さんでした。幼稚園の頃から歌丸さんを見てきた自分としては、もう感無量です。

内容はいつもの通り、安定しておもしろかったです。テレビで見ているよりも、いい意味でかなりテンポが速く感じました。全然止めずにライブでがーっとやっていくのです。さすがだなぁ。という感じ。また是非行こうと思いました。次は是非、こん平さんの「ちゃら〜ん」を!