World reaction to Arafat's death

nemunemu2004-11-11

http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4001697.stm

パレスチナ議長のヤセル・アラファト氏が亡くなりました。上の記事は、各国首脳からの弔辞と、イスラエル首脳が故人の死を喜ぶ声を集めたものです。敵対している人であったにせよ、人が死んだことを喜ぶ神経は私には理解できません。だいたい一人死んで平和になるはずないことはあんたたちが一番よくわかってるんじゃないかって思うけれど。

パレスチナ自治政府が過激派と繋がっている、もしくは抑えきれないでいる、政治腐敗が蔓延している、などのいろんな要素を踏まえても、それでもアラファトさんは偉大な指導者であったのではないかと私は思います。この人を失ってパレスチナがどうなるのか、とても心配です。この人の死を利用しようとしているのはイスラエルだけではなく、パレスチナの過激派もです。アルアクサ殉教団は、彼の死の責任はすべてイスラエルにあるとして、報復を宣言しています。

そんなふうなネガティブなことばかり考えてしまいますが、もうアラファトさんはそんなこと考えずに、どっかに閉じ込められることもなく、安らかに眠っていることと思います。そう願います。そしていつか、安らかに、エルサレムに眠ることができたらと、願います。

May you rest in peace.