ブラック・ジャックはどこにいる?―ここまで明かす医療の真実と名医の条件 by 南淵 明宏(PHP研究所)

なんかすごいタイトルだが、おもしろかった。著者は「ブラックジャックによろしく(読んだことないけど)」のモデルのひとりとされる心臓外科医。文章がすごく上手。いろんなことを整理したり、わからない人にわかるように説明するのがうまい人なのだなぁと思う。

ちなみにうちの祖父はこの人の病院で2回手術を受け、2回命を救われた(執刀医は別の人だったけれど)。病院内のいろんなところに「ブラックジャック〜」の絵とか記事とかペタペタ貼ってあっておいおいおい〜と思ったが、偶然廊下で会ったらその場で病状説明とかしてくれて、なんていうか感動的に開かれた病院である。手術の腕は言うまでもなく。