世界柔道2005

いやー、始まっちゃいました。今日は重量級。ネタバレまくりです。




レポーターとして古賀コーチと阿武が現地にいたりして、まだなれない阿武のコメントを古賀コーチが心配そうかつ優しく見守っていたりして、隠れた萌えポイント。というのはおいといて。



男子100kg級の鈴木桂治が金メダル。前回アテネでは100kg超級で金だったのですが、そのときのインタビューでも「(100kg級には井上康生がいるので100kg超級で出たけれど)自分はもともと100kg級なのでそっちで金に挑戦したい」と言っていて、今回それが果たせて本当によかった。
決勝後はもう涙涙で、プレッシャーがきつかったって何回も言っていて(あんなに辛かったってばっかり言ってる勝利インタビューって見たことない)、よっぽど辛かったのだろうなと。勝ててよかった。
あと、この人って、高校生のころからいつもインタビューで康生先輩康生先輩って言ってて、彼から今回100kg級を継いだこともかなりのプレッシャーだったらしいのだけれども、ひとつこれで階段上がったかんじがするのかな。(ちなみに井上康生は現在けがのため出場せず、今後は100kg超級に移行するらしい)

100kg超級の棟田康幸(前回優勝・でもアテネには出られなかった)は銀。わたしはこの選手がかなり好きで、アテネは出られなくて残念だったので今回応援していた。最近の柔道選手ってマッチョ&髭なタイプが多い中、往年の山下康裕を髣髴とさせるようなアンコ型。100kg超級なのに170cmと小さいのも応援したくなる。あとお辞儀がすごく深くてていねい。
決勝の相手がこれまで3戦3敗だったそうで、今回もきれーいに投げられちゃったのですが。次回に期待。

(ちなみにカイロでは、山下とロス五輪決勝の相手ラシュワンが柔道を教えるという素敵イベントがあったらしい。ぐあー見たかった。あの決勝は名勝負だったよね。ちなみにラシュワンはカイロでパピルス土産店を経営しており、わたしも以前行ったことがある。店内には山下の写真が飾ってあります。)

女子もおもしろかった。今回初出場の中澤、超男前&銀メダル。すげー。塚田真希はまさかの銅で残念だったけれど、インタビューでものすごい強い目をしてたので(超カコイイ!)次に期待です。

あー、あんまりテレビ見てる場合じゃないんだけど、でも! 明日は早く仕事を終わらせるようがんばろう。9時半からですよ。