ジョン・レノンインタビュー

nemunemu2005-12-02

Lennon reveals all in new tapes (BBC)


1970年にジョンがローリング・ストーン誌に答えたインタビューの音声がBBC Radio 4で12/3の19:00GMTに放送されるそうです。(今ネットでもちょっとだけ音声聞けます)英国で初めての放送とのこと。しかし内容はかなりひどいです。グルーピーがいないときは売春婦を買ったとか。ポールやジョージやミックのことをけなしまくりとか。1970年,ビートルズ解散直後のインタビューですから,まあそのときはそう言うだろうよって感じですし,それを今の視点でどうこう言うのもフェアじゃないとは思いますけれども。


あと,そもそもジョンは決して聖人じゃない(ジョンのすごさはそういうところにはない)ので,ヘンに持ち上げて「偉人」扱いするほうがおかしいのだとも思います。最近,英語の教科書には必ずといっていいほど「20世紀の偉人ジョン・レノン」が出てきて正直ゲンナリ。本人もこの現象を見たらなんだそりゃって思うんじゃないかなと。いやでも

"It's not fun being a genius," he said. "It's torture."
「天才であるということは楽しいものではない。拷問なんだ」

とか言ってますから,そうです私が偉人ですが何か? って感じか? ただ何か最近の教科書での扱われ方は,音楽的天才っていうよりも,なんか平和運動とかばかりに偏ってる感じがするというか,むしろヨーコ臭が強いというか,imagineとか大好きだし平和運動を否定するわけではもちろんないのですが,ジョンのすごさはもっと別のところにもたくさんあるのだと言いたい。


ところでポールは死んだら教科書に載るのでしょうか。載らなくていいけど。ジョージは載ってない。