「世にも美しい数学入門」by 藤原正彦・小川洋子

ちくまプリマー新書
Weekend Japanology に藤原正彦氏が出ていてとてもおもしろかったので、読んでみました。「博士の愛した数式」の著者である小川洋子さんとの対談です。基本的には Weekend 〜 で話したことの延長ですが、わかりやすく、かつ濃いぃ話がてんこ盛りです。(後半、虚数とかの話になったらもうワケワカランでしたが。)帯にある「先生はなぜ数学に巻き込まれたんですか?」「数学はただ圧倒的に美しいですから」という会話がすべてを象徴しているように思いました。数学音痴にも楽しめる本です。南伸坊さんのイラストも、ご本人の特徴をとらえていて、カワイくて素敵です。